the revolution

adidas X/ACE
Japan Launch Event Report

新スパイク「X/ACE」のローンチイベントをレポート!

adidas X/ACE  Japan Launch Event Report

7月1日に世界同時発売となった新スパイク「X/ACE」。発売前日の6月30日には両国国技館に日本を代表するサッカー選手が集い、盛大なイベントが2部構成で開催された。

第1部 adidas NEW FOOTBALL SUMMIT

アディダス ジャパンのトーマス・セイラー副社長による新スパイク「X/ACE」の紹介の後、岡田武史氏(サッカー指導者)、中田浩二氏(元日本代表選手)、城福浩氏(サッカー指導者)、二宮清純氏(スポーツジャーナリスト)、西村雄一氏(レフェリー)の有識者5名が「日本が世界で結果を残すために必要なこと」を軸に、現代フットボールのトレンドについて討論。最後は新スパイク「X/ACE」をはいた現役サッカー選手16名(檀上左から右/小川諒也、茂木駿佑、川又堅碁、酒井高徳、槙野智章、武藤嘉紀、 宇佐美貴史、香川真司、中村俊輔、柴崎岳、権田修一、柏木陽介、田中隼磨、奥埜博亮、摂津颯登、金園英学)が、香川真司(X代表)、中村俊輔(ACE代表)を先頭に登場し、新スパイクを紹介した。

PROFESSIONALS COMMENTS

“選手のタイプはポジションではなくマインドセットと試合に対する貢献度で分類されるようなった。新コンセプトスパイク、「X/ACE」がフットボール革命を起こすだろう”
トーマス・セイラー副社長

“上位に行くのは選手全員の意識統一ができて、なおかつ強い個がいるチーム”
岡田武史(サッカー指導者)

“決定的な仕事をしてくれるX的選手の存在は心強い”
中田浩二(元日本代表)

“ゴール前で決められる選手こそが世界で際立つ”
城福浩(サッカー指導者)

“歌舞伎の「守破離」のように型を極めた上で破り、自由になることが進化のために必要だ”
二宮清純(スポーツジャーナリスト)

“レフェリーは日々新しいサッカーに出逢える最前線のサポーター”
西村雄一(レフェリー)

“自分のフィジカルやスピードをかなり引き上げてくれた。選手の特性を伸ばすスパイク”
武藤嘉紀(1. FSV マインツ 05)

第2部 adidas X/ACE 2on2 Tournament #BE THE DIFFERENCE

5on5(フットサル)に続いて脚光を浴びているのが、個人技で魅せる2on2。コートの広さはテニスコートほどで各チーム2名ずつの4名がピッチで戦う。試合時間は4分で、特別ルールとして感動的なプレーを称賛する「サードカード」を採用。ゴールは1点、選ばれたオーディエンス10名がジャッジする「サードカード」ポイントは3点として加算され、得点を競う。一般選手チームによるトーナメント大会に続いて、宇佐見貴史、武藤嘉紀、川又堅碁、酒井高徳、茂木駿佑、小川諒也、権田修一、摂津颯登、奥埜博亮、金園英学、香川真司、槙野智章、柏木陽介の13名(登場順)によるエキシビションマッチが行われた。 とんねるずの木梨憲武氏の飛び入りテレビ収録や、ドイツ・ブンデスリーガに移籍する武藤へのサプライズ企画もあり、大いに盛り上がった。N°10 magazine_webではXの川又堅碁、ACEの酒井高徳、権田修一に単独インタビューし、パーソナルな着用感や魅力を語ってもらった。

PLAYERS INTERVIEWSby TOMOKO HATANO

世界で通用するプレーを、
Jリーグで実現させてみせる

権田修一選手(FC東京)

“一瞬の動きに全力を注ぐ、その連続がゴールキーパーの役割。僕がスパイクに求めるのは、自分の体の力をフルに地面に伝えてくれる“グリップ力”です。ACEのスタッドには、日本独特の硬めのグラウンドもしっかり捉えてくれる安定感を感じました。また、キーパーはフィールドプレーヤーのように常に走り続けるポジションではないので、体に及ぼすちょっとした違和感も集中の妨げになってしまうんです。その点、足と一体化するようなフィット感を与えてくれるACEは、ノンストレスでプレーに専念できる理想的なスパイクでもありますね”

玉際の強さでは、
どんなライバルにも競り勝ってみせる

酒井高徳選手(ハンブルガーSV)

“サイドバックは守備・攻撃両面で重要なポジションなんですが、Xはどちらにも順応してくれるスパイクだと思います。守備面では、攻撃を仕掛けてくる相手とのスピード勝負の局面で、芝にグッと食い込むL字型のスタッドが走り出しの瞬発力を高めてくれます。攻撃面では、素足のように軽くフィット感のあるエックススキンが、ボールタッチの感覚を足に鋭敏に伝えてくれ、クロスボールの精度を上げる手助けになってくれています。初めて履いた瞬間から、違和感なくスッと足に馴染んだところも、僕にとっては嬉しいポイントでした”

日本代表というレベルでも、
ゴール前での俺は負けているとは思わない

川又堅碁選手(名古屋グランパス)

“これまで履いていたアディゼロとの大きな違いは、足首のインナーソックスですよね。アディダスで初めてのデザインじゃないですか?Xの足首にピッタリくっつく感覚、すごくいいです。僕のストロングポイントである、身体能力を生かしてゴールを貪欲に狙っていくプレーにも、しっかりフィットして対応してくれる。L字型のスタッドも、芝生の噛み具合とか足元の滑りにくさの面で、随分進化したと思いますよ。スタジアムによって芝生の長さや地面の硬さって全然違うんですけど、どんな環境にも対応してくれるので安心してプレーできますね”